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透析患者のトータルケアに勇住邁進 |
水内 恵子
医療法人心信会 池田バスキュラーアクセス・透析・内科 看護部長
日本は超高齢化社会を迎え, 医療の在り方も徐々に変化してきた. 腎臓病による透析導入患者の平均年齢は70歳を超え, 透析患者の高齢化や長期化, 併存症や合併症により要介護状態となる患者の増加に繋がり, 医療だけでなく患者の生活にも大きな影響を及ぼしている. さらに, 独居, 老々介護, 病病介護といった社会的問題を抱える患者も多く, その対応は急務である.
このような深刻な課題に対し, われわれ医療スタッフには何ができるのだろうか. これらはただ単に, 『透析治療』で生命維持をするだけでは解決できない. だが, 医療者は日々の透析業務において, 何とかその日の透析治療を無事遂行することに忙殺されてしまうこともあるかもしれない.
本来, 透析患者に必要なことは, 画一的な透析治療ではなく患者に合わせたより良い安全で安楽な透析治療である. さらに, 服薬や食生活, 運動, フットケアやスキンケア, 社会的・心理的支援など, 透析スタッフとして支援すべきことは多岐に渡る. もちろん, 患者にとっての重要ごとは各々異なるため, 医療スタッフは透析患者や家族に寄り添いながら透析治療と透析看護をともに提供していくことが望まれる.
本セミナーでは, 透析患者のトータルケアに目標をもって「勇往邁進」することについて, 皆様と共に考えたいと思います.
共催:キッセイ薬品工業株式会社



