看護業務支援システムHNLINE導入前後の変化

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看護業務支援システムHNLINE導入前後の変化

川田 浩史
社会医療法人京都社会事業財団 京都桂病院 臨床工学科 係長

HNLINEは, ニプロ社の医療機器データ通信サポートシステムであり, 無線通信によって「医療機器情報」を速やかにかつ正確に共有できる. 主な機能として, バイタルサインの管理, 輸液管理, 血糖管理がある.

当院において, 新棟増築に伴い輸液・シリンジポンプを追加購入する必要があり, その中でニプロ社のバイタル連携システム・ポンプ連携システムを導入することで看護師の労務軽減や, 効率化を図ることが可能になると判断し, HNLINEを導入することとなった.

HNLINEの導入を決断した理由として, ①バイタルサインと血糖値の電子カルテへの手入力が無くなり自動送信される②看護師と患者を認証するシステムのため, 患者誤認が無くなる③輸液・シリンジポンプと連動してアラーム管理や使用状況の把握がしやすくなる, が挙げられた.

HNLINEを導入したことで病棟でのバイタルサイン測定をして電子カルテ入力までの時間短縮が図ることが出来た.

また, 輸液・シリンジポンプの連動に関しては臨床工学技士としても使用状況の把握が有用となる. HNLINEのシステムにより, 患者さんとポンプの紐付けを行い各部署の電子カルテ端末で使用状況を確認することが出来る. そのため, 稼働しているポンプ台数の把握が可能となり, 使用していない貸し出し機器の回収等効率的な機器運用にも貢献できると考える.

HNLINE導入後, 看護師対象にアンケート調査を行っておりバイタル連携における使い勝手を示している.

今後の展望として, 病棟全てに看護業務支援システムHNLINEを導入し今後の医療機器購入における1つの指標を示すことで病院の運営や経営戦略の一助となればと考えている.

当院でのHNLINEの導入に関する経験によって, 看護業務負担軽減, インシデント・アクシデント防止, 医療機器管理の効率化の参考に少しでもなれば幸いである.

共催:ニプロ株式会社

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