MCSデバイスの違いについて〜組み合わせも含めた実際の運用〜

スポンサードセミナー

座長:大塚 紹(杉循環器科内科病院)

SS16-1

MCSデバイスの違いについて〜組み合わせも含めた実際の運用〜

石塚 后彦
山形県立中央病院 臨床工学部

心原性ショックを含む薬物療法抵抗性の重症心不全に対して機械的循環補助(MCS:Mechanical Circulatory Support)が必要になるが, その中でも迅速な導入が可能な経皮的MCSデバイスには, ①大動脈内バルーンパンピング(IABP:Intra-Aortic Balloon pumping), ②静−動脈 体外式膜型人工肺(V-A ECMO:Venous-Atrial Extra Corporeal Membrane Oxygenation), ③補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)の3種類が存在する.

これらのデバイスは効果や有用性が異なるため, それぞれのデバイスの特徴を知ることで適正な使用へと繋げることができる. なお, IABPとV-A ECMO単独での効果については以前から多く報じられているが, 本邦で2017年に保険償還されたIMPELLAの登場によって, 単独使用のみならず組み合わせ使用によって更に効果を発揮する場面が増加しているのは言うまでもない.

MCSデバイスの進化とともに, それらの制御装置も高度化の一途を辿っており, 私たち臨床工学技士が担うべき役割は大きい. 現在使用されているMCSデバイス全てに臨床工学技士は精通し, 機器安全管理のみならず循環生理や合併症を十分に理解しチームの一員として治療に携わらなければならない.

今回は, 当院での実際の運用を紹介しながら, MCSデバイスそれぞれの特徴について解説する.

共催:ゲティンゲグループジャパン株式会社

特集記事

TOP